どうしても筋トレのやる気が出ない日はありませんか?
普段筋トレをしている方で、既に習慣化したとしても時には気分が乗らない日があったりするものです。
この記事では、僕の経験からやる気が出ない時の対処法を6つほど紹介します。
筋トレだけでなく、勉強や仕事にも通ずるところがあるかも……?
目次
モチベーションとは
日本語では「やる気」といった意味で認識されているモチベーション。
しかし、「Motivation」という英語の元々の意味は「動機」です。
「なぜそれをしたいのか」という意味だけでなく、「なぜそれをしなければならないのか」といった動機付けとしても使われるのです。
そこで今回は、自分のやる気を引き出す「内発的動機付け」と、何らかの影響による「外発的動機付け」の2つの観点からモチベーションアップの方法を解説したいと思います。
しかし、自らルールを設定することで外発的動機付けのような状態を疑似的に作ることができます。
自分で決めたルールはきちんと守るという意志の力が必要になります。
おすすめのモチベーションアップ方法6選
①成長を記録する
内発的動機付けの中で一番オススメな方法は、定期的に自分の身体の写真を撮ること。
筋トレの日々の変化は微々たるものなので、写真で一気に見返す事により成長を実感しやすいです。
成果を感じるのは、自らのやる気を引き出すのに最も効果的な方法の一つ。
また、数字にときめくタイプの方は、体重や体脂肪率等のデータを記録するといった方法も良いです。
多少のブレはあれど数字が少しずつ上がっていくので、ゲームのような達成感を感じることができますよ。
②とにかく、まずはやってみる
僕の経験上、やる気はやってから出るのです。
やる前はなんとなく億劫ですが、いざやってみると結構楽しい。
「ランナーズハイ」や「作業興奮」等といった言葉に代表されるこの現象、筋トレでも起きているように感じます。
やる気が出ない時は、思い切って1レップだけやってみる。
1レップ終わって、それでもやりたくなかったら、その日はやめてもいいといった気持ちで。
その後、2レップ目が出来そうだったらやってみる。
そんなことをしているうちに、普段のように脳が筋トレをするモードに入っていくかもしれません。
自分の気持ちを高めていく、内発的動機付けの一種です。
③自分に報酬または罰を与える
外発的動機付けの代表的なやり方として、自分に報酬または罰を与えるという方法があります。
これは、筋トレをしたら好きな事をする、または筋トレをしなかったら生活に制限を加えるといったルールを自分に課すこと。
しかし、いくらチョコが好きでも「筋トレを完遂したらチョコを食べる」等の限定的な報酬では効果が長続きしないのが難点。
いくら好きでも、筋トレのたびに食べていたら飽きがきてしまいますよね。
従って、「筋トレをした日の夜には好きなものを食べて良い」等の広めの制限にしておくことをオススメします。
ただし、減量期の食べすぎには注意しましょうね。
④定期的にブログやSNSに自分の写真をアップする
これは①の記録に近いのですが、承認欲求を利用し、更に強い外発的動機付けを行う方法です。
3日毎、1週間毎に必ずアップする等、スケジュールを自分で定めましょう。
見られているので、前の写真よりも劣化したくないといった意識が自動的に働きます。
また、同じく筋肥大やダイエットを目指しているアカウントをフォローすると、周囲の変化を見て触発されることがあるので人によっては効果が高くなるかも。
ただ、他人と比べて自分を卑下し、精神的にストレスを感じる方にはオススメできません。
あくまでも自分のペースで成長すればいいのです。
⑤テンションの上がる音楽をかける
筋トレは思った以上に気分が影響します。
憂鬱な気分では追い込み切れなかったり、良い事があって興奮してる日は同じ重量でも軽く感じたりします。
また、ムカつくことがあった日にはやけに力が出て、いつも以上に追い込めたりもします。
嫌な上司も無能な部下も、全てが筋肉の肥やしになる!
ストレス解消になる非常に健全な趣味、それが筋トレです。
話が逸れた。
僕の場合、好きな音楽は筋トレのパフォーマンスに直結します。
これも内発的動機付けの一種。
特に好きなジャンルが無い方には、EDMやトランス、アニソンなどのアップテンポの曲がオススメ。
ジムでもそういう曲、流れてますよね。
⑥やらない
モチベーションアップ方法を解説しているのに、やらないとは何事か!?
……と思った方も多いかもしれません。
気持ちが乗らない日に無理に筋トレを始めても、いつもより重量が下がったり、なんとなく疲れやすかったりすることも。
無理に続けることで義務感が生まれ、筋トレをすること自体が苦痛だと刷り込まれてしまうと長続きしません。
また、適度に休息の時期を挟むことで、再開した時のパフォーマンスが上がることもあります。
なので、上の方法を全て試してもやる気が出ない時は、いっそのことやらないのもアリかと思います。
この記事のおさらい
いかがだったでしょうか。
こういった考え方は筋トレだけでなく、色々なことに応用できます。
ただ、どのような方法を取るとしても、僕は「過度に苦痛に感じないこと」が第一だと考えます。
なぜなら、これらの方法は自制心をサポートする手段に過ぎません。
無理やりやる気を出し続けて、続かなくなってしまったら長期的に見て損になります。
焦らず、自分のペースで楽しみましょう。