こんにちは、トレすけ (@Toresuke_Blog) です。
常夏のマレーシアに住んでいると、ただでさえ汗で化粧が崩れやすいもの。
更にコロナ禍によるマスク着用義務により、女性の方はメイクをサボりがちになったり、男性も髭を剃らなかったりしていませんか？
人に会う機会が減ると、外見に気を使うのも面倒になりますよね……。
そんな環境に最適な、アイブローエンブロイダリーと呼ばれる施術をご存知でしょうか。
巷では「アートメイク」や「眉タトゥー」とも呼ばれている、長期的に維持できる眉毛のメイクのこと。
今回は技術が高いとKLで話題の、日系美容サロンで施術を体験してきました！
技法から痛みまで、以下に詳しくレポートしていきます。
目次
アイブローエンブロイダリーとは
アイブローエンブロイダリーとは、専用の刃を使って眉毛の毛並みを描き、色素を肌に定着させる施術のこと。
刺繍のように一本一本手作業で描いていくので、細かい微調整もできます！
例えば、毛が足りない部分を埋めて均一に見せたり、全体的に形を変えたり。
タトゥーマシンで平面的に色を入れる従来のものとは異なり、仕上がりが本物の毛のように自然に見えるのが特徴です。
結構眉毛って左右対称に生えてくれないですよね。
エンブロイダリーなら綺麗に整えることが出来るので、毎朝いちいち描く必要もなくなります。
また、女性はもちろんですが、実は普段メイクをしない男性こそ受けるべき施術かもしれません。
- スポーツや仕事で汗をかく人が多い
- ペンシルで描くよりも毛並みが自然
- 普段メイクをしない男性でも維持が容易
眉毛が整う事で男らしく、ハッキリとした顔に見えます。
汗をかいても洗っても落ちず、毎日のメイク不要で自然に見えるエンブロイダリーは男性にも最適！
余談ですが、僕が10代の頃の話。
ヤンキーみたいな細眉が流行ってたので、みんな剃ったり抜いたりしてました。
その時抜きすぎてもう生えなくなってしまった友達なんかもいて、そんな人にもオススメです。
近年は男も少し太めにするのが流行ってるよ！
俗に「景気がいいと太眉が流行り、景気が悪いと細くなる」なんて言われてますが、実際のところはよく分かりませんね。
今回訪れた日系美容サロン「Yu Académie Et Salon」
「Yu Académie Et Salon」は、ネイルを中心に様々な美容の施術を行っている日系美容サロンです。
今回紹介するエンブロイダリーだけでなく、アイラインのアートメイク、アイラッシュ（まつエク）なども行っているようです。
Yu nailオーナー 通称Yukiさん
Yukiko Nakashima
2003年 福岡にてネイルサロン開業
2006年 福岡にてネイルスクール開校
2008年 シンガポールにてフリーネイリストとして活動
2009年 日本ネイリスト協会認定講師免許取得
2013年 Bella Forma JAPANインストラクター免許取得
2014年 AKI hair studio Nail School主催
同年 海外ネイルコンペ入賞
2015年 海外ネイルコンペ入賞
2016年 YU Académie et Salon開業
2016年 JLEA インストラクターライセンス取得
2017年 Biogel インストラクターライセンス取得
2018年 JLA マレーシア支部代表
2019年 JENEA マレーシア支部代表
2020年 Lilas Beaute設立
「タトゥー」というと心配な方へ
痛みは？消えなくなる？MRIは受けられる？
痛みはそれほど強くない！
皮膚に傷をつけると聞くと痛いように思いますが、Yu Nailでは施術前に麻酔クリームを塗布するのでほぼ無痛です！
中には眠ってしまう方もいるほどだとか。
感覚としては、爪で皮膚が引っ掻かれているような感じ。
痛みについては本当に心配無用です！
むしろ、施術前に形を整える過程で毛を数本抜いた時の痛みの方がよっぽど強かった……。
エンブロイダリーの持ちは1～2年くらい！
タトゥーと違って皮膚の浅い層に色を入れるので、数年経つと少しずつ落ちてくるそうです。
2年経つとかなり薄くなるそうなので、維持したければ数年毎にメンテナンスしてあげましょう。
タトゥーのように一生取れないというわけではないので安心してください。
眉型の流行も時代と共に変化しますので、変えられなくなると困っちゃいますよね。
MRIも全く問題なし！
かつて、タトゥーのインクには金属成分が多量に含まれており、それがMRIや精密検査などの磁力に反応して火傷をする……なんて噂がありました。
聞いたことある人も多いかもしれません。
ただ、それは昔の話。
現在では金属成分を含まないインクが多くなっています。
Yu Nailでは、安心安全にこだわって選び抜いた色素を使っているそうなので、MRIなどの検査や医療行為に影響が出る事はありません。
施術の流れ
施術前にはヒアリングを行い、どのような眉毛に仕上げたいか、色、太さ、アーチの形など、例を見ながら丁寧に日本語で相談します。
前述の日本人美容家のYukiさんが、ゆっくりカウンセリングしながら一人一人の顔に似合う眉を提案してくれます！
参考の為に、普段のメイク済みの写真を見せると尚良いとの事なので、眉メイクがバッチリ決まった日には写真を撮っておきましょう。
ヒアリング後は目や眉間など、個人の顔の比率を元に理想的な眉毛を計算し、下書きを描いてもらいます。
もししっくりこなければ、更に要望を伝えて調整してもらいましょう。
その後、麻酔クリームを乗せて時間を置き、麻酔が効いた頃に毛並みを彫っていきます。
毛並みを描いた後、最後に全体のバランスを見ながら少しタトゥーマシンで色付け。
満遍なく色を付けることにより、周りと色が馴染んで更に自然な仕上がりに！
ビフォーアフター
施術前は眉頭が少し薄く、全体的にのっぺりとした印象。
眉と眉が離れて見えるので、少しマヌケな感じに。
特に右眉は、左と比べちょっと短い……。
ところどころ毛が薄い部分も。
術後は全体のバランスが改善され、整った感じに！
元々毛は濃いめなのもあり、ちょっと太めでオーダーしました。
もっといい光源のところで撮ればよかった。
当日は非常にナチュラルで自然な仕上がりなのですが、ここからが大事。
施術後は傷口をあまり触らないようにしましょう。
色素は皮膚のかなり薄い部分に入れているので、水分や刺激に弱くなっています。
そのため、濡らしたり必要以上に触るのは避け、かさぶたが自然に落ちるまで耐えましょう。
代謝にもよりますが、通常約1～2週間で全てのかさぶたが剥がれ落ちます。
術後の経過
濃い色を入れた場合、施術の翌日あたりからより濃くなる場合があります。
これも術後のカサブタの形成によるもの。
もちろん、かさぶたが落ちれば濃かった部分もナチュラルな色味に戻りますが、この”クレヨンしんちゃん状態”になるのを避けたい方も多いはず。
ただ、女性の場合はブラウン系のナチュラルカラーを使うので、不自然なほどは濃くならないそう。
ですが、それでも心配な方は濃さを調整できるそうなので、事前にお店に伝えておきましょう！
この記事のおさらい
いかがだったでしょうか。
「皮膚に色を付けるのは怖い」と思う方も居るかもしれませんが、何もしなければ時間経過で自然に落ちるのでそれほど心配はいりません。
術後数年にわたって汗を気にすることなく、快適に過ごせますよ！