こんにちは、トレすけ (‎@Toresuke_Blog) です。
MCO期間を経て、ようやくコロナ前の雰囲気が戻りつつあるマレーシア。
しかし、大きな爪痕を残していきました……。

そう、体脂肪率の変化。

フードデリバリーもより一般化し、在宅勤務も増えました。
僕も例に漏れず、暫くの間誰にも会わず、引きこもっていたので徐々に肥えつつあります。
筋トレブロガーともあろうものが、これはまずい。
ただし、普通にダイエットしてもわりと時間がかかってしまう……。

ということで、医学の力に頼った画期的なダイエット法があるので、ご紹介します!

トレすけ

今回も「The Lush Clinic」のお世話になります。
マレーシアで最も日本人が訪れている、日本語対応可能な美容クリニック!

モントキアラにあるのでアクセスも抜群!

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脂肪細胞が減る!「脂肪冷却(クールスカルプティング)」とは?

脂肪冷却(クールスカルプティング)とは、その名の通り脂肪を凍らせて細胞を破壊し、結果痩せるという美容医療です。
一見すると何やら恐ろしい施術のようですが、実はFDA厚生労働省にも科学的根拠と有効性が認められており、とっても安全。
皮膚を切ったりする手術ではなく、外側からのアプローチのみで痩身できるのが最大のポイント。

かの有名な脂肪吸引は皮膚を切り、内部組織を破壊して脂肪を掻き出すのでダウンタイムが長く、痛みも強いです。
対し、脂肪冷却では皮膚や筋肉など他の組織にダメージはほぼ無く、ダウンタイムも数日~1週間程度とお手頃。

脂肪吸引は大掛かりすぎて気が引けるけども、ちょっと部分痩せしたい!そんなあなたにピッタリなのが、この脂肪冷却です!

機械本体はこんな感じで、意外にコンパクト。

なんで脂肪を凍らせると痩せるの?

まず、人間の脂肪組織は他の組織と比べても低温に弱いのです。
水分が凍結する温度は0℃ですが、脂肪は4℃で凍ってしまいます。
そのため、皮膚や筋肉は凍らず、脂肪のみ凍結する温度帯を一定時間キープすることにより、脂肪組織だけにダメージを与えることが出来るそうです。

トレすけ

イメージ的には、冷凍肉を解凍したらドリップが出る感じ?(※素人の感想です。)
あれも冷凍解凍が不完全だから細胞膜が破壊されて、水分等が流れ出て起こるみたい。

脂肪冷却でどのくらい痩せるのか

冷却した部分の約10%~20%の脂肪細胞が破壊されると言われています。
単純にサイズダウンするだけでなく、この施術の真価は脂肪細胞の数自体を減らせること!

脂肪細胞とは脂肪を格納する部屋のようなもので、「太っている」というのは脂肪細胞にパンパンに脂肪が入ってる状態です。
通常のダイエットでは、脂肪細胞の中に入っている脂肪の量は減りますが、それ自体を減らすのは難しいとされています。
なので一度痩せても、普通体系の人と比べてリバウンドしやすい状態と言えます。
もちろんここに栄養の吸収効率や、筋肉量による基礎代謝など様々な要素が複合的に絡んでくるのですが、ダイエット、特に部分痩せにおいて、脂肪細胞の除去はかなり効果的であることは間違いないです。

効果が出てくるまでの期間

実際に見た目に効果が表れるまで最低1ヵ月、効果が最大化されるのが3ヵ月目だそうです。
その理由は、脂肪冷却は脂肪吸引のように、その場で切り取る施術ではないから。
破壊された脂肪細胞は代謝と共に、汗や尿、排せつ物などに混ざって少しずつ体外に排出されていくため、少し長めに時間がかかるというわけです。

痛みやダウンタイムについて

僕の体験から言えば、施術中の痛みはほぼありませんでした。
というのも、最初は皮膚が引っ張られる感覚と冷たい感じがするのですが、途中から冷やされ過ぎて麻痺してくるからです。
施術時間が1時間と聞くと苦痛に思うかもしれませんが、開始からものの数分で慣れます。

トレすけ

SNS投稿のための自撮りにいそしむ程度には余裕。

それよりも、気にすべきは術後。
僕の場合、術後数日は内出血のような跡と痛みがありました。
問題が無ければすぐに運動していいとのことで、翌日から普通にジムに行こうかと思いましたが、冷却した部分が振動すると少しだけ痛かったので数日だけお休みしました。
それでも、翌日の夜には気にならない程度の痛みになってましたけどね。

実際の施術の流れ

痩せたい部分の測定

まずは腹回りのサイズを測定したり、ビフォー&アフター確認のための写真撮影をします。

施術位置のマーキング

アプリケーターを装着する位置を決めます。
チャコペンのようなもので、長辺10~15センチくらいの楕円形をマーキング。


凍傷を防止するためのジェルを塗り、マーキングに合わせるようにシートを貼ったらいよいよ施術スタート!

トレすけ

アプリケーターとは
施術部分を吸引し、その状態を維持しながら冷却できるカップのこと!The Lush Clinicのマシンでは、計2個のアプリケーターが本体から伸びていました。※1個=1部位

吸引&冷凍

施術時間は1時間で、一度に2カ所行えます。
僕は下腹部に箇所、脇腹左右、の計4か所受けたので、合計2時間かかりました。

ジェルがぬるぬるしているとはいえ、最初は吸われている部分の皮膚が突っ張った感じがします。そして、冷たいです。
と思ったのも束の間、15分くらい経つと感覚が全く無くなります
これはすごく不思議な感覚。
その後は特に何もなく、終了まで寝そうになりながらスマホを弄り続けていました。
The Lush Clinicでは、施術中は音楽をかけてくれたり、希望があれば映画なども見られるようなので、リラックスして過ごせますよ。

凍った部分をマッサージ

1時間経つとようやくアプリケーターが外されます。
この時、施術部分が吸引されたままの形で登場するのでびっくり。
感覚が無いのに体の一部が凍っていて、またもや不思議な感覚でした。

そして、その凍っている部分をもみほぐしていきます。
この時は皮膚が少しずつ常温に戻っていったためか、僅かに痛みを感じました。
そして、塗布されたジェルをふき取ったら今回の施術は終了。

解凍し終わった状態が、今回のサムネにもなっているこちら。

トレすけ

冷凍とかいう恐ろしげな施術にもかかわらず、思ったよりも痛みがなく快適でした。
自分が体験した美容施術の中で、最痛はやっぱり鼻下の髭脱毛。

術後に気を付けること!

炭水化物を控えた健康的な食事定期的な運動を心がけること!
一番のリスクは施術の効果が出る前にリバウンドしてしまうことです。
前述の通り、効果が出るまでには約1~3ヵ月の期間がかかるとされています。
せっかく脂肪細胞が減ったのに、それが排出されるまでにまた増やしてしまっては意味が無い!

僕としては、この施術によってゴリゴリ脂肪を削って痩せるというよりは、ダイエットをより効果的に行う補助として考えた方が健全かと思います。

当ブログでは、ダイエットのためのカロリー計算法の記事も書いたので、ご参考までにどうぞ。

この記事のおさらい

いかがだったでしょうか。
体脂肪率にお悩みの方は、脂肪冷却を検討してみてはいかがでしょう?

数か月後、効果が出た頃に追って結果を更新します!

脂肪冷却は、脂肪細胞を破壊して減らす施術
安全性が高く、重篤な副作用の発生率は非常に低い
痛みも少なく、施術部分の10~20%の脂肪を除去可能!