見た目や健康に気を使ってトレーニングをしていても、どうやっても風邪は引いてしまうもの。
症状が出始めて気づいた時にはもう遅く、そこから抑え込む事は難しいですよね。
風邪になるとトレーニングも難しく、食事も喉を通らなくなってしまいます。
トレーニングと栄養補給、ダブルで筋肉の成長の邪魔をしてくる厄介なヤツらです。
実は僕は3カ月に1回くらいの高頻度で風邪を引く、風邪マスターなのです。
この記事では万が一あなたが風になった時、被害を最小限に抑える方法を解説します。
目次
休んでいる間に筋肉を失いたくない!
トレーニーとして気になるのはこれです。
風邪の症状は辛くても、今までの努力の結晶(筋肉)がガリガリ削られていく悲しみの方が辛い!
まずは、風邪を引いてしまったことを諦めて受け入れましょう。
ストレスもまた、筋肉にとって非常によくないです。
それより、トレーニーは結構よく風邪ひく人多くない…?
その理由は高強度なトレーニングにありました。
実は筋トレ後は風邪を引きやすくなる
我々人間は常に雑菌にまみれています。
どんなに加熱殺菌した食べ物でも、その後必ず菌はついてくるのです。
(逆に無菌って不自然なのかもしれない)
取り込んでしまった菌の中には、病気を引き起こす菌もいます。
それを退治するのは白血球の仕事。
しかし最近の研究で、高強度のトレーニングをした後には、白血球内のリンパ球という細胞が機能低下することが分かっています。
つまり、ハードなトレーニングと免疫力の低下は表裏一体なわけですね。
更に、コンテストビルダーとまではいかなくとも、脂肪を減らして美しい身体を目指すことが多いです。
体脂肪率が下がると、更に免疫力が低下します。
大きくはこの二つの理由により、一般的な人より風邪にかかりやすいと言えるでしょう。
(勿論かなり個人差があります。)
でも大丈夫!被害を最小限で食い止めましょう!
体調がおかしいなと思ったら、すぐ対策をしましょう。
重症化する前にきちんと正しい対処をすることで、最短で風邪を治すことができます。
風邪を早く治すには?
早く治すヒケツその1:水分補給
風邪を引いてしまった時は発熱により通常より多く発汗し、最悪の場合脱水症状になる危険もあります。
水分補給により足りない水分を身体に取り込むことで、回復の手助けができます。
しかし闇雲に水をガブガブ飲めばいいかと言うと、そういうわけでもないようです。
一度に大量の水を飲むと胃腸に負担がかかってしまうので少量を小分けに、尚且つ常温の水が理想的。
喉が痛すぎて食事が喉を通らない時には、僕はスポーツドリンクを2倍くらいに薄めて飲みます。
何故なら、糖分が結構多いからです。
酸味料や香料で爽やかな味になっていて、冷やして飲むと更に分かりにくいですが実はジュースに負けないレベル。
栄養補給として飲むにはオススメですが、筋トレ的には推奨しません。
あ、あとは経口補水液なんかは良いでしょうね。
水を飲むと、「汗や尿等の新陳代謝が促され、身体がリフレッシュする」とか、「喉についている菌は流し込めば胃酸で死滅する」とか、色々な説が出回ってます。
本当のところは何なのか分かりませんが、確かに効果があります。
何より飲まないことによるリスクが高いですので、意識して水分を摂った方がいいと思います。
その2:食べ物の選び方
風邪の時に効く栄養素はズバリ、ビタミンCです。
ビタミンCを多く摂取すると、風邪の治りが劇的に早くなったという報告例が頻繁にあがっているようです。
最近はサプリメントも庶民的価格になっていますし、多くの野菜や果物に含まれるので比較的摂取も容易です。
と、ここまでは有名な話なんですが、ここは筋トレに焦点を当てているブログ。
ビタミンが多く含まれている野菜や果物の中から、低糖質なものをピックアップしましたので良かったら参考にしてください。
- 赤ピーマン
- パセリ
- ブロッコリー
- 苺
- スイカ
- ライム
- アボカド
- キウイ
- パパイヤ
- グレープフルーツ
その3:寝る!
兎にも角にも睡眠、これです。
僕の経験上、汗をぐっしょりかいて不快な睡眠から目覚めると、昨晩まで酷かった風邪がほぼ回復していた、なんてことがザラです。
睡眠の質を高めるために、寝る前は電子機器を控えましょうね。
あ、僕は毎晩寝る前にソシャゲをします。
実は、管理人は風邪の時でも風呂に入る!
風邪って菌まみれなイメージなので、どうしても風呂に入りたくなっちゃいますよね。
汗もかくし、治るまで風呂に入れないのは結構苦痛だったりします。
しかし最近、テレビか何かで風邪の時風呂入ってもいい的な事を耳にしたので、リサーチしました。
その結果、風邪の時に風呂に入っても良い、しかも入ったほうが良いという事がわかりました。
後で書きますが、勿論重症な時はダメですよ。
湯冷めしないようにしっかり対策を
風邪を引くと熱が上がることからわかる通り、体温を上げることは免疫力を高めることにつながります。
しかし、なぜ近年までお風呂に入ることがダメだとされてきたか。
昔、お風呂は外にありました。
浴室暖房もありませんし、脱衣所はとっても寒いらしいです。
これでは外気や気化熱により、部屋に戻るまでに急激に体を冷やしてしまいます。
さっきとは逆に、身体を冷やす事は免疫力を下げることにつながる為、昔の人はお風呂を禁止したわけですね。
とはいえこの平成の時代(平成ももう終わりますが)、家の気密性は上がり、素早くきちんとタオルで水分を拭きさえすれば身体を冷やしてしまう危険も少なくなりました。
脱衣所にヒーターを置く、きちんと髪や肌の水気を拭く、素早く服を着て、素早く部屋に戻る。
これらの対策をきちんと行えば、むしろお風呂に入ったほうが良いかもしれません。
しかし、中には例外もあります。
高熱やその他の強い症状があるときはやめよう!
風呂に入らないほうが良いサインがあります。
それは、高熱、下痢、嘔吐。
38℃以上の高熱の時、体力は非常に弱まっています。
お風呂は微熱になるまで待ってからの方が良いです。
関節痛などの症状もこれから熱が出るサインだったりするので、お風呂はやめておきましょう。
風邪からくる下痢、嘔吐などの症状がある場合、身体はとても脱水しやすい状態。
お風呂で更に水分を失ってしまい、リスクが高いのです。